家庭療法としてのレイキ

欧米のニューエイジブームという時代背景と、スピリチュアル文化という土壌で多くの支持者を得て、世界中で20万~30万人の使用者がいるといわれているレイキ。

欧米では主に、いわゆる”ハイヤーセルフ”とのコンタクトや、オーラやチャクラの感知に利用されたりと、スピリチュアルなものとして扱われていることが多いと思います。

 

ですから、レイキと聞くと、「天使」とか、「高次元」等々、という方面の好きな方が使うもの、という認識を持たれている方もいると思います。もちろん、レイキにそういった側面があるのも事実です。

 

しかし、そもそも日本で培われた本来の靈氣は、明治・大正時代には、「病気治療」を目的として利用されてきました。

特に治療困難な難病に対し高い効果をあげていたといいますし、当時の文献や書籍にも、さまざまな病気治療に用いられたという記載があります。(現在は、医療法や薬事法諸々の制約があり、こういった民間療法で病気が「治る」と表現することはできません。)

 

かつて病気治療に対しそのような実績を誇っていたレイキを、ご自宅で家庭療法に使わない手はありません。

 

例えば、風邪のような、西洋医学でもともと直すことのできない軽い病気(風邪は抗生物質では治癒しません、風邪に効く薬はそもそもありません )など、もともと本人の治癒能力で回復するしか術のない急性の病気ついて、通常であれば私たちはただ、見守ることしかできません。

そんな時に、家族の誰かがレイキを使えるというのは、非常に心強いものです。

レイキを使用すると、本人が自分の力で風邪を乗り越えるのを応援し、快復する力の後押しをしてあげることができると私は思っています。

 

そもそもあらゆる病気は、「お医者さんが治す」というものではなく、「本人が治る」ものなのではないでしょうか。薬や手術などが必要な病気もあるでしょう、それでも薬や手術はあくまで手助けで、病気の状態から健康への快復は、本人だけにが成し遂げられるものではないでしょうか。

 

ですから、あらゆる病気にとって、当人以外の人はその快復を「応援」することしかできません。つまり、病人本人の免疫力や自己治癒力をいかに高めてあげられるか、そしてその「応援する」という面において、レイキほど誰にでもできて優れた家庭療法はないと思っています。

 

なぜレイキが免疫力や自己治癒力を著しく高めることができるのか、そのメカニズム自体が科学的に精査され解明されるまでは未だ至っていません。レイキの祖である臼井先生は、「いずれ科学によって説明される日が来るだろう」という言葉を残されていらっしゃいます。”医療からの独立”のページでも書かれていますが、レイキのような医療現場で経済的なポテンシャルが見込めないような手法はなかなか研究の対象にはならないという現実もあります。しかし、レイキが科学的に説明されるような日が近い未来にやってきて、レイキが社会的に認知され、広く家庭や医療の現場で利用される日が来るのを切に願っています。

まずは、私たちが積極的に家族や身近な人に、この素晴らしいレイキを実践し、少しずつ実績を増やしていくことが大切だと思います。

 

⇒子育て中のお母さんへ